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映画『告白』
「下妻物語」や「嫌われ松子の一生」などで有名な中島哲也監督の作品「告白」を
観に行って来ました。

bl3589.jpg


今回の映画は内容がアレなもので観に行く予定は全くなかったのですが
評判が良いのと、どうやら最後のオチは今までのそういう内容の映画とは違うと
耳にしたので行ってみることに。

私が観に行く映画を選ぶときの条件は、何と言っても観終わった気分が良いこと。
なのでたいていハッピーエンドの娯楽映画が殆どです。
・・・が、そんな私がこの映画を観に行くなんて・・・
怖いもの見たさも少しはあったのかしら。

確かに監督の影響も無きにしも非ずで「下妻物語」や「パコと魔法の絵本」は
大好きな作品です。
が、今回は全く前作とは明らかに違いますからね。
こんな作品も作るんだぁ?と興味がふつふつと・・・。

原作も観終わったあとに読みましたが、いやぁ?映画はよくまとまっていると
関心しました。
映像も少しカラーを抑え気味にして、間接的に見せたりスローモーションにしたりと
観ているこちら側の心情を微妙に揺れ動かしてくれます。
さすが中島監督!









さて、前置きが長くなりましたが以下ネタバレ注意です!!




物語の始まりは1年B組の終業式の教室から始まります。
淡々と抑揚なく生徒たちに話す担任の森口先生。
その内容は普通の先生の話から一転自分の娘を殺された告白へ変わります。
それも犯人は自分のクラスの中にいると。

ろくに先生の話なんて聞いていなかった生徒たちが俄かにざわめき始め
先生は犯人ことをAとBと呼ぶも、もうみんなにはバレバレ。
そして話の最後から先生の復讐劇が始まるのです。
それも恐ろしい方法で・・・。


先生の告白から始まり、クラス委員の美月の告白、
少年Bとその母の告白、そして少年Aの告白とそれぞれの心の動きが
語られます。

私の目線は終始森口先生でした。
彼女の立場になって映画を観てしまいまいた。
愛する唯一の家族の愛娘を理不尽な理由で殺され、それも犯人は
中学生それも自分のクラスの生徒、法律で守られた存在です。
森口先生はあらゆる手を使って、その生徒たちに復讐していきます。
昔の回想シーンを除いては、殆ど淡々と語っている先生ですが
一度道路で泣き崩れるところがあります。
そこが印象深いシーンでした。


犯人もそのクラスメイトもまだあどけなさが残る中学生。
彼らは彼らなりに傷つき、考え、そして行動する。
犯人になってしまった少年たちは、他人の命が犠牲になっても
自分の欲求さえ満たされればそれで満足。
ただ幼いがゆえにその行動理由は単純で些細なこと。
でもまわりの大人たちは誰もそのことに気付かない。
誰もそれがいけないことだと少年に教えてくれない。
「殺人が悪だなんて誰も教えてくれなかった」


そして最後。
私は嫌いじゃない終り方でした。
警察も出てこなかったに等しいですし、その他の大人が殆登場しません。
森口先生は、本当の意味での更生を彼らに与えたのだと思います・・・が
でも最後の「な?んてね」という言葉がそんな更生なんてどうでもいい、
殺された娘の復讐をしただけ、とも考えられるような・・・。

ただ原作とは違い、森口先生は学校にいるんですよね。
そして携帯ではなく直接少年Aに話してる。
なので、もしかしたら最後の爆発は彼女の嘘だったのかも?
その方が、関係ない人を巻き込むことを嫌っていた森口先生らしいです。
あ?でも、彼をこんな風にしたのは母なので関係あるのかしら。
と考えるとキリがないですね。


しかし実際、ニュースでは色々な事件が報道されています。
原作本も読みましたが、実際にあった事件を思わせるようなものも登場して来ます。
どうしてこんな事件が起きてしまったのか。。。
殆どの人が少年Bのお姉さんのように他人事と思っているかも知れませんが
それはどうでしょう。
私には子供がいませんが、もしいたらきっともっともと色んなことを話合いたいと
思ったことでしょう。

この映画ではある病気のことが出てきますが、それも大半が間違った認識表現を
わざとしています。
犯人AとBももっとその病気について知っていれば、あるいは???
今の時代インターネットで簡単に調べられるのにねぇ。
間違った認識や思い込みで人を苦しめたり傷つけることはよくあることです。


この映画はR15指定ですが、まだまだピュアな心をもった子供たちに「命」のお勉強をして欲しいなぁ。
なんて思いました。

これはあくまで個人の感想です。
この映画でどう感じるか、どう思おうが個々それぞれ違ってあたり前ですから。
最後までお付き合いありがとです。




*****おまけ*****

パンフレットに載っていた写真。
事件が明るみになってお風呂にも入らず自分の部屋に引きこもってしまう少年B。
ぼかしてありますが、少年Bがおもちゃのブロックを見て笑っています。

bl3590.jpg

このシーンは本編にはできませんが、この無邪気な笑顔がまた悲しさを誘うのです・・・(ノω・、)
【2010/07/04 】
| 映画 | コメント(3) |
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コメント
こんばんは~^^
成る程ーー。詳しく教えてもらって有難う♪
ある程度は・・ストーリー読んでわかっては
いたんですけどね。
でも・・映画だけ観ても大丈夫そうなので
今度・・時間があるときに観にいってみます。
原作はその後・・考えようかなあ。
【2010/07/04 20:57】
| rana [ 編集] |




こんばんは~★
『告白』ご覧になっていらしたのですね。
私も本屋さんなどで見かけたり、
最近ではテレビでもよくCMが流れるようになって
気にはなっていましたが、どぅも見る勇気がなくて…
映画をご覧になってから原作も読まれたなんて
lirucaさんはよほどハマられたんでしょうか?
しかも、もぅ読み終えられてるなんて早くないですか~(;゚Д゚)
lirucaさんのレポでますます興味が沸きましたが
本屋さんでもらった鑑賞割引券ポイしちゃったー( ̄□ ̄;)!!
【2010/07/04 21:58】
| ★chika★ [ 編集] |




◆ranaさん
こんばんわ~♪
そうですねぇ、
私の印象だと原作は容赦なし!みたいな部分もあるのだけど
映画は逃げ道といいますか、観ている側の
受け取りようによってはまだ救いがあるような
ゆとりのようなものがあったように思いますが
どうでしょうねぇ・・・。
映画だけでも全然OKだと思います。
ほぼ原作通りですし、映像もきれいで分かりやすいです。
ranaさんの感想も聞いてみたいなぁ~。


◆★chika★さん
こんばんわ~♪
私もこういう内容はあまり観にいかないのですが
好奇心に負けて行ってきちゃいました。
確かに過激なシーンもありますが、それは監督のなせる技で
あまり過激すぎないようにはなっています。
あくまで「あまり」、ですけど(; ̄ー ̄A
私もそんなにハマった・・・ほどでは無いです。
原作はただ映画とどんな違いがあるのだろうと思っただけで、
単行本にもなったことだし~という軽い理由です。
この本はあっという間に読めますよ。
映画を観たあとだったからなかぁ・・・。
まぁ、色々考えさせられる映画でした。

【2010/07/05 11:47】
| リルカ [ 編集] |




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